“自分でできる!トートバッグ持ち手の調整と自作方法”

生活

トートバッグがお気に入りだけれど、短めの持ち手が使い勝手を悪くしていると感じることはありませんか?

私自身、デザインは気に入っているけれど、肩に掛けるには狭く、手に持つには少し長いバッグを持っており、結果としてあまり出番がありません。

そのようなバッグを放置しておくと、ただの場所取りになってしまいます。

持ち手を解体して長いものに付け替えるのは、かなり手間がかかりますよね。

そこで、斜め掛け可能な新しい長いストラップを追加することをお勧めします!これにより、バッグがより実用的になり、手持ちと斜め掛けの両方が可能になります。

トートバッグを斜め掛け用にカスタマイズ!

「もう少し持ち手が長ければ便利だろうな」と考えることがありますよね。

元の持ち手を取り外し、新しいものを設置する手段もありますが、これには時間と労力が必要です。

手軽な改造を望むなら、手芸店や100円ショップで手に入る金具を使って、新しいバッグストラップを取り付けるのが良いでしょう。

使用する金具には、バッグとストラップを繋ぐ際に役立つカン金具があります。

この方法では、バッグの使い勝手が向上し、希望の持ち方を自由に選べます。

新しいストラップの取り付けに必要な材料は以下の通りです。

・2.5cm幅のバッグストラップ(約110~130cm)
・カン金具(Dカン2個・ナスカン2個・移動カン1個)
・7cmのストラップ(Dカンをバッグ本体に取り付けるため)

バッグストラップの長さはお好みに合わせて選びますが、130cmなら十分な長さが確保できるでしょう。

移動カンを使用すると、ストラップの長さを自由に調整できるため、とても便利です。

さて、これから新しいバッグストラップの取り付け方をステップごとに説明していきます。

【ステップ1】Dカンをバッグの両サイドに縫い付ける

  1. Dカンの取り付け位置を確認します。
  2. バッグの裏側の適切な場所に印をつけます。
  3. 7cmのストラップをDカンに通し、バッグに縫い付けます。

この作業はミシンを使用すると効率的です。

【ステップ2】: 新しい持ち手を作成する

  1. 移動カンにストラップを通し、少し余裕を持たせます。
  2. 余った部分を折り返して、内側に縫い込みます。
  3. ナスカンを取り付け、ストラップをDカンに接続します。

ストラップの素材によっては厚みが出ることがありますが、慎重に作業すれば問題ありません。

これで、手持ちも斜め掛けも可能なカスタマイズされたトートバッグが完成します!シチュエーションに応じて便利な持ち方が選べるようになりますね。

トートバッグの持ち手を自分で長く加工する方法

もちろん、持ち手を自分で加工して長くすることもできますが、少し手間がかかります。

持ち手を自分で長くする方法としては、元の持ち手を取り外して新しい持ち手を取り付ける方法、または元の持ち手に継ぎ足す方法の二通りが考えられます。

これから、それぞれの手順を詳しくご紹介します。

元の持ち手を取り外し、新しい長い持ち手を取り付ける方法

  1. リッパーで持ち手部分の縫い目を解きます。
  2. 新しい持ち手をバッグの袋口の裏側に配置し、周囲を縫い付けます。

持ち手を途中で切り、別素材で長い持ち手を継ぎ足す方法

  1. 元の持ち手を折り返し部分で切断します。
  2. 新しい持ち手と同じ幅の生地を用意し、1cmの縫いしろで元の持ち手と縫い合わせます。

持ち手を追加する際には、切断して生地を足すと持ち手の強度が弱まる可能性があるため、重い物を入れる場合は注意が必要です。

トートバッグの持ち手を長くすることで、使い勝手が格段に向上し、さまざまなシチュエーションで活躍するバッグに生まれ変わります。

「これなら実践できそう」と感じた方法を、ぜひ試してみてくださいね。

専門家に依頼する選択肢も!特定の素材のかばんに最適

革製のトートバッグの持ち手を延長したい場合、自分での修理は難しいと感じることが多いですね。

革製品は特に、適切な道具や技術が必要とされ、自分で修理を試みるのが一筋縄ではいかないため、布製バッグよりも対応が複雑です。

私自身、大切にしている革製バッグの持ち手が壊れてしまい、そのまま使うことも、処分することもできずに困っていました。

そんな時、カスタマイズや修理を専門とする工房に持ち手の修理を依頼すると、素早く対応してもらえることがあります。

カスタムバッグを取り扱う工房では、職人がお客様の要望に応じてバッグを一から製作してくれます。材料の種類や色の選択肢も豊富にあり、理想の持ち手にカスタマイズ可能です。

たとえば、ある工房に料金:5,500円(税込、材料費は別途)で、革製ペットキャリーバッグの持ち手を肩掛け仕様に長くするリメイクを行ってもらったことがあります。

持ち手の素材が難しい場合は、プロに相談するのも一つの手です。

プロフェッショナルな技術によって、お気に入りのトートバッグを長く愛用できるようになります。

持ち手の長さによる使い勝手の違い

トートバッグを選ぶ際、持ち手の長さは非常に重要です。長さによってバッグの持ちやすさや使いやすさが大きく変わるため、選択には慎重になるべきです。

持ち手の最適な長さを決めるには、主に次の二つの観点から考えると良いでしょう。

●持ち手の長さを決める基準

バッグは肩から掛けるものか、手で持つものか
バッグを使う人の体格やよく着る服のスタイル

これらの観点から、バッグをどのようなシチュエーションで使用するかを考えれば、自然と適した持ち手の長さが見えてきます。

私自身も「持ち手の長さだけで、これだけ考慮する点があるのか」と新たな発見がありました。

バッグの持ちやすさは直接使用感に影響するため、持ち手の長さ選びは重要です。

持ち手の長さの選び方

「バッグが大きい場合」「重いものを入れる場合」は持ち手を長くして肩から掛けると便利です。一方で、「バッグが小さめの場合」は持ち手を短くして手で持つと良いでしょう。

持ち手の長さを決める際には、以下の三つのポイントを考慮すると良いです。

  1. バッグの大きさ – 大きなバッグは重くなりがちで、地面についてしまうこともあります。そのため、肩から掛けられる長さが適しています。
  2. 内容物の重さ – 重い内容物を入れる場合、肩から掛けることで重さを分散させ、持ち運びやすくなります。
  3. 中に何を入れるか – 入れる物の種類によっても最適な持ち手の長さは異なります。例えば、A4サイズの書類をしっかりと保持できる小さめのバッグを選ぶ場合は、手で持つ長さが適切です。

これらの点を総合的に考慮して、トートバッグの持ち手の長さを選ぶことで、より快適にバッグを使用することが可能になります。使用シーンを想定し、それに合った持ち手の長さを選択することが大切です。

 

性別や着用する服によって変わる持ち手の最適な長さ

トートバッグの持ち手の長さは使用者の性別やその日の服装によって、適切な長さが異なることがあります。女性がちょうど良いと感じる持ち手の長さが、男性には短すぎて不便を感じさせることも。さらに、季節や着ている衣服の厚みによっても、同じ長さの持ち手が違った印象を与えることがあります。

バッグの使い勝手を損なわないよう、持ち手の長さは非常に重要です。以下に、トートバッグのタイプ別に男女それぞれの適切な持ち手の長さをまとめました。

手提げタイプ:男女共に約30cm
ひじかけタイプ(女性用が多い):30~40cm
横長トート:30~35cm
縦長トート:35~40cm
肩かけタイプ:男性は57cm(厚着時63cm)、女性は50cm(厚着時60cm)
斜めがけタイプ:男女共に約110cm

持ち手の長さは、トートバッグの袋口から持ち手の折り返し部分までの長さを指します。男女や着用する服によって適切な長さが変わるため、特に肩かけタイプでは男女間で最大13cmの差があることを考慮し、選択を慎重に行いましょう。

持ち手の位置設定の重要性

ハンドメイドでトートバッグを作る際、持ち手の位置は使い心地を大きく左右します。適切なバランスで持ち手を配置するための基準として、トートバッグの袋口の両端から4分の1の位置に設置すると良いでしょう。

例えば、袋口が36cmのトートバッグであれば、左右から9cmの位置に持ち手を取り付けることが推奨されます。これにより、持ちやすさと見た目のバランスが向上します。

トートバッグの持ち手を作る方法

トートバッグの持ち手を作る過程は、長さだけでなく、荷物の持ち運びやすさや全体の使いやすさに大きく影響します。ハンドメイドの際に自分に合った持ち手を作ることで、非常に使い勝手の良いバッグが完成します。

持ち手を作るには、以下の材料が必要です。

仕上がり幅の4倍の長さの布(2枚)
例:持ち手が3.5cm幅、長さ35cmの場合、14cm幅×35cm長の布2枚
布は持ち手の幅の4倍のサイズで用意し、ミシンで縫う作業が主となります。縫いしろを考慮して長さに3cmを加えておくと、作業がしやすくなります。

持ち手の製作方法は以下のステップで行います。

  1. 長辺を基準に布を横半分に折ります。
  2. 一度開いて、両端を中心に向かって内側に折り、再び中央で折り返します。
  3. ミシンで両側を縫い合わせます。

この方法で、自分にとって最適な持ち手を備えたトートバッグが完成します。バッグの印象を左右する縫い糸の色選びや、同じ生地を使用することで統一感を出すなど、デザインにも工夫を凝らしましょう。

持ち手の仕上げ方法とポイント

持ち手を作成する際、美しく仕上げるためのポイントはいくつかあります。以下に、その手順と注意点を紹介します。

布の準備:持ち手の予定幅の4倍の幅で布をカットします。長さは使用感に合わせて、プラス3cmで調整します。
布の折り方:布を横長に置き、中央で折ります。その後、開いてから両端を中央に向かって内側に折り、再び中央で折り返します。これにより、布は四つ折りの状態になります。
縫製:折りたたんだ布の開いていない長い辺をミシンで縫い合わせます。この時、直線で丁寧に縫うことが重要です。
仕上げ:縫製が終わったら、アイロンをかけて折り目をしっかりとつけます。これにより、持ち手がきれいに仕上がります。

持ち手の設置位置とその効果

持ち手の位置はトートバッグの使い勝手を大きく左右します。理想的な持ち手の位置は、バッグの袋口から約1/4の位置に設置するとバランスが取れます。例えば、袋口が40cmのトートバッグの場合、両端から10cmの位置に持ち手を取り付けると良いでしょう。

持ち手の位置を正確に測って設置することで、バッグが安定し、持ちやすくなります。また、見た目のバランスも整います。

トートバッグの持ち手を簡単に作る方法!布を折って縫うだけで完成!

トートバッグの持ち手の長さ次第で、使い勝手や荷物の持ちやすさが大きく変わりますよね。ハンドメイドでトートバッグを作る際、自分にぴったりの長さの持ち手があると、毎日使いたくなるアイテムになります。

「持ち手を作るのは難しそう…」と思いがちですが、実際は布を折って縫うだけなので、とてもシンプルに作ることができるんです。

【持ち手の作り方に必要なもの】

  • 幅4倍に切った布(長さは好みに応じて)×2枚 例:仕上がり幅3.5cm、長さ35cmにしたい場合→幅14cm、長さ35cmの布を2枚

持ち手は布を折って重ね、ミシンで縫うだけの簡単な作業です。用意する布は仕上がりの幅に対して4倍の幅を確保しましょう。長さに関しては、お好みのサイズに+3cmほどの余裕を持たせると縫いやすいです。

材料が揃えば、8割がた完成したも同然!不器用な方でも安心して取り組める作業です。それでは、具体的な作り方に進んでいきましょう。

【手順】

  1. 布を横向きに置き、半分に折ります。
  2. 一度広げて折り目をつけます。
  3. 折り目に合わせて上下の布を内側に折り込み、さらに1でつけた折り目を山折りにします(横から見ると2つのトンネル状になります)。
  4. 長辺を直線にミシンで縫います。
  5. もう1枚の布でも同じ手順で作り、2本の持ち手が完成します。

アイロンを使って折り目をしっかりつけておくと、縫う際にズレにくくなります。糸の色もトートバッグ全体の印象に影響するため、バッグや持ち手に合う色を選んでくださいね。

持ち手の布はバッグ本体と同じ素材にすれば統一感が出ますし、異なる生地を使うとアクセントになっておしゃれ感が増します。布を綺麗に折り、まっすぐ縫うだけで簡単に持ち手が作れるので、手作り初心者の方にもおすすめです。

【まとめ】

  • トートバッグの持ち手を長くするには、新しく持ち手を追加する方法が簡単。
  • 既存の持ち手を加工して長くする方法や、切って別の生地を足す方法もあります。
  • 革製バッグなど難しい素材は、プロに依頼するのも一つの手です。
  • 持ち手の長さは肩掛けにするか手持ちにするかで決まります。
  • 持ち手の取り付け位置は、トートバッグの口部分の両端から4分の1あたりがバランスが良い。
  • 基本的に布を折って縫うだけで簡単に持ち手が作れます。

使いづらいトートバッグの持ち手を、簡単な工夫で改善してみましょう!カン金具を使って斜めがけも可能にすれば、トートバッグがもっと使いやすく、さらに便利になりますよ。長く愛用できるお気に入りのバッグに仕上げて、おでかけの相棒にしてくださいね。

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